まだセイタカアワダチソウに駆逐されていないススキ原がありました。
これが日本の正しい晩秋の風景であるはずですが・・・・。

原野や耕作放棄地、堤防などがススキに変わってセイタカアワダチソウに占領されつつあります。
セイタカアワダチソウは外来種で云々・・・・、とは以前のブログで書きました。ここです→http://www.shimojo.tv/blog/2011/10/tpp111024.html
晩秋の風物詩が、ススキから外来種の黄色い花に変わってしまいつつあります。セイタカアワダチソウは根から毒素を出し、他の植物を駆逐していくのですが、繁茂しすぎると自分が出した毒素で自ら衰退していくとのこと。哀れな結末を迎えるのですが、そうなるにはかなり繁茂しなければなりません。またススキの原に戻るには当然長い時間が必要です。
晩秋の景色が黄色い花とは、どうも日本人には合いそうもありませんね。

外来種対在来種。最後はまた在来種が勝つにしろ、その間の時間をどうするのか。TPP問題と似ています。ただ決定的に違うのはTPPで在来種が勝てる保証はありません。食料自給率が４０%台から１０%台になるという試算。国民全体の議論が必要でしょう。今週中に結論出すには早すぎます。

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場