毎年この時期になると、この画像が登場します。
飯豊連峰の初冠雪を撮ったものです。

この時期、数日間冷え込んだ後晴れると、飯豊の初冠雪を望むことができます。
初冠雪を見ると、冬が近いことが実感できますし、｢ついに来たか｣と思ってしまいます。

新潟県下越に住む者にとって、飯豊連峰は大切な山なのです。
冬の大量の積雪が農業用水として利用され、地域を潤して来ました。昔は信仰の対象で、神の住む山であったのです。昔、成人を迎えた男は飯豊へ詣でることで一人前の男として認められた、という集落もありました。飯豊を望むことができる山の山頂には祠があり、五穀豊穣を祈願したところもあります。
昔から飯豊は下越人の心の山であったのは間違いありません。

今でも遠く連なる飯豊の姿を仰ぎ見ながら、日々暮らしているのは事実です。
その飯豊連峰が初冠雪しました。次に拝む時は神々しいほど白く輝いていることでしょう。

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場