3.11の震災後の原発の事故。それが今も終息しないでいます。いや見えない被害が広がっていると言っても過言ではありません。

大震災なのは間違いありません。政府も国民も復旧復興に向け英知を絞り、負担することに異議はないはず。しかし原発事故は別です。東電そして国の原発政策の問題点を洗いなおす必要があるのでしょう。
撒き散らかした放射能をどうするのか？あちこちでホットスポットと言われる線量が高い所が確認されつつあります。除染をどうするのか？その汚染された土壌をどのように処理するのか？まだ決まっていないようです。
農産物は汚染されているかどかが流通の基本になりました。冗談ではありません。あれほど安全だ、心配無いと言っていた原発が壊れ放射能を撒き散らしたのです。この責任は誰が取るのでしょう？
幸い新潟県の米に関しては「検出されず」の報告をいただきました。安心して食べていただけます。最近のニュースで福島の米も検出されずとの報道があり、農家として良かったと思っております。

震災前までの農産物の安全基準は、残留農薬や遺伝子組み換えなどが主な事柄でした。しかし震災後は放射能値が最も高い関心事です。
こんなことがあっていいのでしょうか？残留農薬や遺伝子組み換え種子などは農家の責任です、しかし放射能汚染は全く別な所に責任があるのです。

腹立たしくてなりません。

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場