そろそろ枝豆の播種時期になりました。
数回に渡る段播き（時期をずらして播く）で収穫時期を調整します。

枝豆の種は枝豆の時期に収穫せず、実らせたもの。
つまり大豆です。
自家採種は病気を持っているものや、虫害粒があるので、
種苗会社の種を使うのがほとんどです。
この種は薬剤を塗布してあるので、色が付いています。

最近農業が見直されている記事を目にします。
「これからの時代は農業だ」とか、「不況を救うのは農業」とかの
言葉がやたら目立ちますが・・・・？
輸出関連業界の不振が失業者を生み、その受け皿で農業がある
と言うのであれば、はなはだ疑問を感じてしまいます。

農業は、大地というキャンパスに作物という作品を作る芸術家なのです。
そして高度な技術者でもあります。
つまり一人前になるには、時間と経験が必要でしょう。
なのにリストラされた方々の受け皿で農業とは・・・？
本末転倒ですね。

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場