珍しい光景 09.1.22

Posted at 01/22 我家のひとこま »

我家には行商のおばあさんが、ほぼ毎日やって来ます。
このような行商は、もう珍しい光景になりました。
冬は雪が積ればお休み、今日は雪も消え暖かいのでやって来ました。
80歳をとうに過ぎているのに自転車で行商です。

         行商09.1.22.jpg

昔は近くの浜で獲れた魚を売りに歩いていたのですが、最近は市場から
仕入れて売りに歩いています。
値段はそこそこですが、面白いのがお金を受け取らないこと。
金額を言い、それをこちらがメモしておく。一年間の売上げの合計分を
秋に米で支払いする、つまり物々交換。
お互いに金額を記帳してる訳ではなく、こちらが記帳してるのみ。
行商のおばあさんと、こちらの信頼関係で成り立っています。
数十年来の付き合いだからできる会計方法ですね。

しかし、このような行商の姿を目にすることが少なくなりました。
昔は行商の方々の自転車が列を作り、自分の持ち場の売り先へ行く姿が
見れたものですが、今はこのおばあさん一人となってしまいました。

昔は行商の方々が情報の発信源であり、魚を買いながらの会話が
楽しかったように思います。

このおばあさんもかなりの高齢、いくら自転車で動き回り体が丈夫
とはいっても限界があります。
昔ながらの風習が、また一つ消えつつあります。
時代の流れとはいえ、寂しい気もします。
無形文化財に指定してもいいのかも知れませんね。

コシヒカリと越後姫、枝豆大峰かおりの産直、そうえん農場

そうえん農場

カウ

ンター
syokumati_s.gif

C M そうえん米コシヒカリ

C M 越後のお姫様

div class="side-out">