昨日、新発田市と新発田市食の循環によるまちづくり推進委員会の主催によるリレートークの4回目、田中優子講演会が開催されました。

　　　　
　　　新発田市食の循環によるまちづくりHPより

田中優子先生は法政大学の教授、日曜朝のテレビ番組サンデーモーニングにも出演されている方です。

演題は「食」持続可能な社会はつくれるか。江戸時代の循環社会をテーマに約100分講演いただきました。江戸の街は完璧なる循環のシステムが出来ていたという話は、大変興味深い話でした。

講演資料の中に「私たちが再利用し、リサイクルし、資源を補給し、配慮と節度をもって資源を使うなら、欠乏は起りえない。」「動植物の世界は相互に補っているのであって、不必要や無駄がなく、カスもクズもゴミも存在しない。無駄や無意味やゴミを生み出すのは、都市生活や貨幣経済なのだ。」
考えさせられる文言です。

新発田市と推進委員会が取り組んでいる「もったいない運動」はこのような時代だからこそ必用なのでしょう。