もうけた晴れ日 10.12.1

Posted at 12/01 農作業もまた楽し »

当地区では圃場整備事業が進んでいます。
圃場整備事業とは、田んぼの区画を大きくして用水はパイプによる潅漑、排水はコンクリートの排水路に流す、などを整備し農作業効率の向上と稲以外の作物も栽培できる圃場にする大事業です。

圃場整備.jpg

この工事は田んぼが相手なので、雨が続くとぬかるんで作業できないことがあります。当然納期があるわけで、請負業者は天気とにらめっこで工事を進めます。

この時期になれば時雨れる日がほとんどで、画像のようにブルドーザーでの整地作業は出来ない季節です。しかし昨日今日と晴れたため整地作業ができたようです。
現場責任者に「この天気はもうけものですね」と言ったら「いや~まったくです」の嬉しい返答。

雪が積る前に整地をしておけば、積雪で地面が押されて硬く締まり春には作業しやすい田んぼになるのです。しかし今整地ができず春まで伸びると、ぬかるんだ田んぼでの整地となります。業者は雪が降る前に整地をしておきたいわけです。

この田んぼも来春には大区画の仕事のしやすい田んぼとなるはず。

しかし今年からこのような農業土木予算が大幅に削減されました。まだまだ圃場整備事業は、やらなければならない箇所がたくさんあります。予算が削減されればそれだけ出来上がるのが遅れるということ。早くできた所と今工事している所では10年以上の差になりました。この差は当然不満になります。
始めた限りはいち早く終るのが不公平を生まないことでしょう。

政権与党の皆さん、日本の農業を守るためにも、圃場整備事業は早く終わらせることだと思いますが。

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