みそ汁編
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ごはんとみそ汁は切っても切れない関係ですね。みそ汁があるからこそ、ごはんが美味しいのです。
みそ汁はごはんの女房役とでも言うのでしょう。
豚汁 漬けナス汁 うすあげ大根 あおさ汁 大根ナメコ汁 ねぎ豆腐汁 大根菜汁 打ち豆大根汁 もやし汁
ほうれん草汁 キャベツ汁 わかめ汁 とろろ昆布汁 舞茸汁 甘エビがら汁 ぶなしめじ汁 根菜汁 鯛がら汁
みずな汁 細筍汁 わらび汁 なす汁 くじら汁 しじみ汁 なすみょうが汁 魚だんご汁 からし菜汁
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我家のみそ汁です。ごはん編と一緒にお楽しみ下さい。
画像クリックでデカイ画像を楽しめます。

          その27 からし菜汁
からし菜汁?あまり聞かない名前ですね。
この菜は少し辛いのです。香りもワサビのような香りがします。
これを味噌汁にすると、ほのかな辛味と香りが、なかなかの
味わいを出してくれます。
一見、菜っ葉の味噌汁のようですが・・・。
ジャガイモをアクセントに入れて朝の目覚めに最適です。

しかし味噌の色が濃いと思いでしょう?
しかしそんなに塩辛くありません。味噌がだんだん黒ずんで
来ているのです。

          その26 魚だんご汁
秋になりました、食欲の秋です。
肉派ではなく魚派の私としては、魚が美味しい季節なのです。

このみそ汁は魚のすり身だんごを入れたものですが、
好物の一品です。
柔らかく口に入れると、とろける魚のすり身だんご。
しみ込んだみそ汁の味わい。ネギとの相性が抜群ですね。
まあ、軽く二杯は食べてしまいます。
魚をすり身にする変身ぶりは日本人固有のものでしょうか?
まあ、ともかく美味しければそれでいいのです。

          その25 なすみょうが汁
夏の間相当の回数で、なすのみそ汁をいただいているの
ですが、秋口「みょうが」が採れるようになるとホッとしますね。

みそ汁に刻んだみょうがをパッと入れ、ひと煮たち。
味がまるで変わるのです。
みょうがの香りがみそ汁を引き立たせてくれます。
みょうがはあくまで脇役なのですが・・・。
これで、なすのみそ汁も当分のあいだ大丈夫。
みょうがを食べ過ぎると物忘れする、と言われていますが
本当でしょうか?
  画像はみょうががよく写っていません(^^)

          その24 しじみ汁
貝のみそ汁は全て美味しいですね。
特に、しじみのみそ汁が好きです。

ダシが良く出て味わい深いものがあります。
でも最近大きい「しじみ」を食べる機会が少なくなりました。
今までは輸入物が主だったのでしょうが、北の某国から入らなくなったのが原因でしょうか?
やはり安心して食べられる国産物にかぎりますね。
「しじみ」も「あさり」も高価な食材になりつつあります。

貝殻を箸でぬけてズズズーと汁をすする味は格別なのです。

          その23 くじら汁
この汁を食べなければ夏ではありません。

ジリジリの猛暑には、ど〜しても食べなければならないのです。
鯨のほか具材には茄子、じゃが芋、玉葱は必須ですね。
そうそう「ゆうがお」を入れてもいいです。要は夏野菜ですね。
汁の表面が鯨の油で覆われて湯気がたたないので、
唇が火傷しそうになるのです。

夏には欠かせない一品です。
捕鯨委員会なぞクソ食らえなのです。

          その22  なす汁
このみそ汁は夏の定番中の定番です。

自家用畑で大量に生っているものを、朝採ってきて朝食の食材になるのです。
いよいよ茄子のみそ汁が食卓に登場しました。
これから秋口まで相当の頻度で食べることになります。

私は茄子は好きな野菜の一つですが、「また茄子か・・。」と
愚痴が漏れるかもしれませんね。農家ならではの贅沢です。

          その21 わらび汁
山菜のみそ汁が続きますね。
この時期やはり山菜でしょう、なにせ材料はタダですから。

今回はスタンダードな山菜「わらび」のみそ汁です。
わらびは採ってきてそのままでは食べられません。
あく抜きをしないといけないのです。
手っ取り早いのは重曹で抜く方法ですが、
私は好きではありません。
やはり灰汁で抜くにかぎります。うまみが全く違うのです。
しかし最近灰が貴重品です。薪を焚くことが無くなりましたから。

          その20 細筍汁
この細筍は山形県吾妻連峰産のネマガリタケの筍です。

高山に自生する細い竹で、雪の消えた所から出てきます。
米沢の友人から分けていただきました。
一番おいしいのは新鮮なものをあぶって食べる食べ方ですが、
水煮にして保存しておくという方法もあります。

我家で水煮にしたものをみそ汁にしてみました。
シャキシャキした歯ざわりと独特の風味、まさに深山の味です。

          その19 みずな汁
「みずな」とは初夏に採れる山菜です。
沢沿いの湿った所に自生する山菜なのです。

この画像では蕗に見えるかもしれませんが?
クセが無く、少しヌメリがある美味しい山菜の一つです。
この味噌汁が好きです、じゃが芋と相性が合うのですね。
シャキシャキした歯ごたえがまた格別ですね。
当然これも山から採ってきたものです。

春から初夏にかけて山菜は事欠きませんね。
「みずな」を食べるようになれば、もう季節は夏です。

         その18 鯛がら汁
山ノ神の付き合いでスーパーに買い物に行ったのです。
魚売り場で目に付いたのが鯛のがら。

昔、日本海の孤島粟島を旅したとき食べたワッパ煮
思い出したのです。
そして我家でもあの味を再び、と思い買ってきたのであります。
当然この汁を作るのは私以外いません。生臭くならないよう
持ってる知恵の限りを絞り作ったのですが、これが好評でした。

特に頭の部分のコラーゲンは超好評、まあ女性は肌に
良いものであれば何でもOKですね。

         その17 根菜汁
根菜汁とは、根の野菜つまり、大根や人参、ごぼう、レンコン、
里芋などを入れたみそ汁です。

まあ根っこばかり入ってるので、食物繊維豊富なのです。
でもこれが美味しいハーモニーを醸し出しているのです。
豆腐とネギは脇役ですね。歯ごたえがあって私は好きです。
ここで一振り、七味唐辛子でしょう。

今日から味噌が変わりました。
我家で作った新しい味噌でのみそ汁です。画像では分からないかも知れません。

         その16 ぶなしめじ汁
キノコのみそ汁は大好きです、でもあまり登場しませんね。

ぶなしめじが栽培できるようになってから安くなりました。
かおり松茸、味しめじ。と言うように、しめじは味が
良いのですが、ぶなしめじは本しめじに比べれば、
少し落ちます。
しかし栽培物であれ、なんであれ「しめじ」なのです。
意外とほうれん草と良く合うのはご存知でしょうか。
歯ごたえと味が絶妙なのです。

彩りも綺麗で好きなみそ汁の一品です。

         その15 甘エビがら汁
甘エビの大きいのが手に入りました。
さっそく刺身でいただきましょう。

当然、頭の部分はみそ汁ですね。
甘エビは良くダシが出て、美味しいみそ汁になります。
またネギと相性が良いのです。
甘エビの刺身とごはん、そして頭でダシを取ったみそ汁。
いや〜、なにも言う事がありませんな。

しかし日本海側で生まれたことをつくづく幸せに思える夕飯なのです。

         その14 舞茸汁
これはみそ汁ではありません。醤油仕立ての澄まし汁です。

舞茸が栽培できるようになってから価格は暴落ですね。
誰でも気軽に味わうことができる食材になりました。
工場で栽培されているので、年中店頭に並んでいます。

新潟県魚沼地方の○○舞茸という会社は農家が集まって
作った会社とか?県内有数の企業に成長しました。

舞茸独特の香りを醤油仕立ての汁が引き立ててくれます。

         その13 とろろ昆布汁
とろろ昆布は食卓の常備品です。
なぜか手が出てしまう、不思議な食材です。

みそ汁にパラッと入れると味がまったく変ってきますね。
昆布のかおりと独特のぬめり具合。
まったく違うみそ汁に変身させてくれる、すぐれものなのです。
またごはんに載せていただいても美味しいのです。

やはり海藻は味を変化させる魔法の食材ですね。

         その12 ワカメ汁
ワカメもみそ汁の定番ですね。
今回はワカメの他に玉ねぎを入れ、卵でとじてみました。

海藻は髪の毛に良いと言われていますが、いくら食べても
さっぱり髪が増えませんね。反対に減っていくばかりです。

大根やキャベツの汁に飽きてきたら、このように卵でとじた
汁もいいものです。
髪が増えることを念じながらいただく、美味しいみそ汁です。

         その11 キャベツ汁
キャベツも我家の保存野菜です。買う必要はありません。
キャベツは青虫の好物で、すぐ食べられ穴だらけになりますが、
我家では防虫ネットをかけて青虫を防いでいる、
いわば無農薬野菜です。

このみそ汁も冬場よく登場しますね。歯ざわりが良く、食物繊維
タップリです。炒めてよし、千切りでよし、ごはんに良く合う我家の保存野菜なのです。

昔、キャベツをタマカブと言ってました、形からうなずけますね。

         その10 ほうれん草汁
ほうれん草とうすあげ、見るからに体に良さそうな、
朝からパワーがみなぎるみそ汁です。
なにせポパイもほうれん草を食べると強くなりますから。

ほうれん草は葉物野菜の大様でしょう。
みそ汁に良し、ひたしでも、炒め物にも合いますね。
この独特の味が、思わずおかわりをしてしまうみそ汁です。

ごはんを食べ、みそ汁をいただき張り切って仕事です。

         その9 もやし汁
このみそ汁が好きです。
シャキシャキした歯ごたえ、独特の味、
何も含まれていないようですが、発芽時のパワーがあるとか?
残念ながら我家で「もやし」は作っておらず買って食べています。
我家で作っていた頃は、もっと豆臭かったようですが。
豆の種類が違うのかも知れません。

もやしとジャガイモ、きざみネギを散らす。
簡単にでき、美味しい朝食に合うみそ汁です。

         その8 打ち豆大根汁
またまた大根のみそ汁ですが、今回は打ち豆が入って
いるのです。
打ち豆とは、豆を平らに潰したものですが、出汁が良く出るので、また格別な味を楽しむことが出来ます。
みそ汁の中に、これが入ると美味さが倍加するのです。
味を楽しみ、そして具材を楽しむには最高の食材ですね。
打ち豆の味と香りが、みそ汁の味を引き立たたせてくれます。
今までのみそ汁にも入っていたものがありますが、
残念ながら沈んでしまい写らなかったのです。

試行錯誤の末、なんとか写すことができました。
写す小細工は内緒にしておきましょう。

         その7 大根茎菜汁
何度も大根を具材にした、みそ汁ですいません。
なにせ今時期、大根が豊富にあるので、しかたないのです。
でも私は大根が大好きなのです。もちろん本体の部分も好き
ですが、茎菜の部分も好きなのです。

大根茎菜は独特の味があると思いませんか?
このみそ汁も好きですし、また飽きないのです。

大根役者などと言いますが、私は大根大好き百姓です。
それを分かってか?大根料理が出てくる、冬の食卓なのです。

         その6 ねぎ豆腐汁
田舎の冬のご馳走は、蓄えておいた食材で作ることが多い
のです。
ネギもその一つ、収穫して砂の中に入れておくと、かなりの期間食べられます。
このみそ汁のネギもそうなのです、まあ越冬用備蓄野菜とでも言うのでしょうか?越冬とは大げさすぎますかね。

寒さに会った野菜は甘みが増すのはご存知でしょうか?
凍らないように、自ら糖を作るため、ぐっと甘みが増すのです。

         その5 大根ナメコ汁
このみそ汁も我家では、よく登場するみそ汁の一つです。
理由は大根もナメコも自家製だからです。
その3にも述べたとうり、大根は冬用に蓄えてある。
ナメコはイチゴハウスの中で菌床栽培してるので、定期的に
収穫できる。
てなことで、お金がかかっていないのです。

ナメコは市販のものと比べると断然大きいのがお分かりかと
思います。まあ大きくしてから収穫するのですね。
ナメコ独特のヌメリと香りが美味しいのです。

         その4 あおさ汁
「あおさ」とは海藻の「あおさ」です。
最初にみそ汁を作っておき、水でもどした「あおさ」を入れて、
ひと煮立して出来上がり。
簡単で、磯の香りが食欲をそそります。意外とシャキシャキした歯ごたえもあり、朝のみそ汁には良いですよ。

以前、沖縄を旅行した時、アーサー汁という、やはり海藻で
作ったみそ汁をご馳走になったことがありましたが、
新潟の「あおさ」とは味が違うようです。
でも、このみそ汁をいただく度に沖縄を思い出すのです。

         その3 うすあげ大根汁
このみそ汁は我家の冬の定番です。
その理由に大根が豊富にある、皆うすあげが好き、などです。
作り手としては、作るのが簡単という理由もあるようです。

朝のこの一杯は気分が良いですね、思わずごはんが進む
みそ汁なのです。

しかし最近残念なのは、減塩嗜好で薄味になっていることです。
昔人間には物足りない味に変化しつつあります。

          その2 漬けナス汁
今となればナスは年中新鮮なものが食べられますが、
昔は秋口で終わりだったのです。
ナス漬にして保存しておくのが普通でした。
冬場でのナスのみそ汁は、漬けたナスを使ったのです。
今でも我家では漬けナスでみそ汁を作りますが、
これが美味いのです。

夏場の新鮮なナスを使ったみそ汁とは、一味も二味も違います。
私の大好きなみそ汁の一つです。

          その1 豚汁
みそ汁編の栄誉ある1回目は豚汁です。

寒い夜には体が温まりますね。
具だくさんなのがまた良いのです。
七味唐辛子なぞを少々かけて、箸で具をつまみながら・・・。
酒の肴にもなるすぐれものなのです。


熱々の豚汁を食べながら、ごはんを食べる。
冬のみそ汁には最適ですね。