その34  菊がおいしいのです  06.10.30
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菊がおいしいのです。と読むと「え・・・?」と思われる方が多いはず。
菊は見るもので、食べるものではないでしょう?
と思ってる方がほとんどかと思います。

いえいえ、しかし菊は本当においしいのです。
新潟県と山形県では菊を食べる習慣があります。
それも花弁を食べるのです。
ちゃんと食べるための菊の品種まであるのですよ。

新潟県では「かきのもと」という品種がメジャーですし、
山形県では「もってのほか」という品種です。
昔から食べてる人たちは何気ない事ですが、
食べる習慣がない方はふしぎでしょうね。

詳しくはこちら→我が家のごちそう4



「そろそろ菊の花が満開になりました。」と言っても野菜畑の話。
我が家では食用の菊を畑で作っています。

それが満開になり、食べ頃を迎えたのです。
秋の陽射しに綺麗な花が咲き誇る時期になりました。
その花を摘んで今夜の夕食の食卓を飾る「ひたし」になります。

食べるとシャキシャキした歯ごたえと菊独特のほのかな香りが
口に広がり、あ〜あ秋だなと感じるのです。
ガツガツ食べるものではありませんが、無いと物足りなく、
秋らしくないのですわ。
今年も菊が食卓に上がる季節になりました。

秋本番なのです。